剪紙(中国の切り絵)
中国剪紙
赤の剪紙

剪紙―切り絵は、中国民間で広く伝わって来ている装飾芸術の一つです。材料が揃えやすい、材料代が安い、すぐ作れる、使い道が広いという特点があり、一般的な庶民、特に女性の多くに歓迎されています。中国の各地では、風格や、流派の違う切り絵を目にすることもできます。
 現在発見された最も古い切り絵の実物は、南北朝時代の墓の中にある動物や花模様の切り絵です。学者達の推測によると、遡って漢、唐の時代に女性達は既に金箔、銀箔を切り絵にして、顔や髪に飾りました。早期の切り絵は、道教の慰霊によく使われました。また、物や人の形にして、埋葬品としてお墓に入れたり、お葬式の時に燃やしたりしました。
カラフルな切り絵

剪紙

切り絵

現代の切り絵の多くは、装飾品として使われています。例えば、壁、ドア、窓、柱、鏡、提灯などの照明に貼ったり、贈り物として送ったりします。特に、お正月やお祝いの時には、縁起のよい文字や模様にしてドアや窓の真中と枠に貼りつけます。紙の色は赤が最も多いですが、他にも鮮やかな色がよく使われ幸運を呼び、厄払いという意味も込められています。
切り絵は使う材料、作り方によって、いろんな種類の物になります。変ったものでは、河北省の豊寧、蔚県で作る染切り絵があります。先に彫刻して、後に色を染めて行きます。完成品は色鮮やか、光沢があり、光と影の加減で立体感の富んだ作品になります。そして、広東省の佛山で金箔、銀箔を使った切り絵は、金銀が輝き、高貴感が溢れるものとして大変有名です。紙の切り絵の最も代表される地域は陜西省の渭南地方です。花鳥風月、山水風景はもちろん、歴史人物や、伝統劇の人物などの浮き彫りもあります。敦煌莫高窟内で発見されたきり絵は、装飾品の逸品としてよく知られています。

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テーマ:中国 - ジャンル:海外情報

【2006/03/29 22:47】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0)
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